「ワタシ」というニンゲンは、長い人類の歴史の中でも「ワタシ」ただ一人ですが、全く同じというヒトは、一人としていないわけです。
しかし、同じような境遇、経験、環境のヒトは、過去からすると結構いるものです。
自分一人だけ大変なわけでも、
自分一人だけ苦しいわけでも、
自分一人だけ困難なわけでもないものです。
小さなことでも過去に誰かが経験しているし、大きなことでも探してみると、案外たくさんいるものです。
そして、中にはそれらを乗り越えたヒトもいるし、克服したヒトもいるし、受け止め方や考え方を変えてうまく付き合っているヒトもいます。
そういう事例を、有事でないときに如何にたくさん知ったり、集めたり、触れたりしているかが、有事のときに役に立つものです。
有事になってから、何かを探したり調べたりすることは、有事に意識も時間も取られてしまうため、なかなか見つけることは困難です。
災害が起こったときに、食料やトレペやマスクを買い集めてもなかなか見つかりませんが、日常であればこの日本においてはそんなことはありません。
有事でないときに、仕入れて備えておくことですね。
大切なことは、如何に事例を集めておき、いざというときに、引き出しから引っ張り出して使えるようにするかです。
だから学び続けるのです。
徒然草で「少しのことにも先達はあらまほしきことなり」と言いますが、
少しのことどころか、大きなことになれば尚のこと。
どうやったって自分一人の人生だけですが、学ぶことでたくさんの方の人生のエッセンスも戴くことができます。
今を生きるヒトからも、今は亡くなっている過去の偉人や名もなきヒトからも。
だから学ぶことをやめられませんね。
だってよい人生を歩みたいんですもの。
先達からしっかり学んで、仕入れと仕込みをしておき、いざとなったらすぐに使って、少しでもよい人生を歩んでいきましょう。
●感想、 フィードバック、コメント、気づいたことなど戴けば幸いです。
このままコメントして戴いても、メッセージで戴いても構いません。
よろしくお願いします。
最近のコメント