「賢い人は他人の経験から学び、普通の人は自分の経験から学び、愚かな人は誰の経験から学ばない」
と言うように、
ヒトは自らの経験だけでなく、他人の経験からも学ぶと良いとされていますね。
「他人の経験から学ぶ」ということは、本であったり、セミナーであったり、音源であったり、そういった人の経験したことを表したモノから、自らに活かせるものを取り出して、活用すること。
自分では経験していない事象もあるため、仮想や空想、イメージで捉えることになります。
ここで、他人と本人とでは、「経験から得られた教訓」と、「経験の事実がない上での教訓」とのギャップが生まれます。
前者は自らの経験と教訓が事実で紐付けられるため、自分の中に残り血肉化されやすいですが、
後者は自らの経験と教訓が事実で紐付けられないため、「なんとなくこんな感じ」の程度で、定着が弱いもの。
経験に勝るものはないですが、それでも我々は、全てを経験することができないため、他人の経験から学ぶ必要があります。
大切なのは、他人が経験したことから得られた教訓に対して、自らもその経験と教訓にシンクロしていくことです。
そうすることで、経験していなくとも、想定しながら、自らのモノにしていくことができます。
そして、自らのモノになっていれば、いざというときに、その教訓を引き出して、活用することができるはず。
我々は「経験」よりも先に「学び」があることもあります。
先に学ぶことは、備えること。
他人の経験から学び、自らの人生に備え活かしていきましょう。
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