ぶっちゃけ、
人に「何度言ったらわかるんだ」と思ったこともある。
けれども、その数以上に、
「何度言ったらわかるんだ」と人から思われたこともある。実際、口に出して言われたこともあるし。。
自分のことを棚に上げて「何度言ったらわかるんだ」なんてことは、今では言えないし、思えない。
なぜなら、何度も何度も教えられて、聴いて学んでも、未だに実践できないこともたくさんある。
無意識的無能(知らないしできない)
意識的無能(知っているけれどできない)
意識的有能(意識しないとできない)
無意識的有能(意識せずともできる)
と、知と能のレベルがある。
何も考えずにさっとできるようになる無意識的有能になるまで、それなりの段階や壁がたくさんある。
「10個伝えて3個できればマルだ」
「5個できればハナマルだ」
とも言われたことがあるし、
自分だって、10個言われて10個できるわけではない。
そう思っていれば、
「何度言ったらわかるんだ」
と思うことはないし、
無意識的有能や、せめて意識的有能にまでもっていけるまで、自分では何度も何度も学ぶし、人にも何度も何度も伝えることが大切。
「流れる水に文字を書くような儚いものだ」と森信三。
自らにも、人にも、根気よく何度も何度も、できるようになるまで刻んでいくこと。
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