ニンゲンには、
ゆとりある中から生まれる発想やチカラと、
ギリギリに追い込まれた中から生まれる発想やチカラの、
2通りあるように思う。
ゆとりある中には、広範囲な分野にまで拡がりをもち、拡張させていくような発想やチカラが湧く。
何かひとつのことに追い込まれていないため、発想も緩やかになり、さまざまなことに気づくことができ、拡がりをもたせることができる。
ゆとりあるときに、天気がよいことや、月が綺麗なこと、花が綺麗なことなど、些細なことに気づくことができるのもそのためだと思う。
方や、ギリギリに追い込まれたときに発揮するのは火事場の馬鹿力。
何かひとつのことに追い込まれて、必死になってひとつの解決に向かうところ。
そこでは、追い込まれるからこその一点集中。
闇の中から一寸の光を探し出し、その光を掴み取る。
ニンゲンには、これらそれぞれのチカラがあり、うまく使い分けられているように思う。
ゆるすぎてもだらだら拡がるだけだし、
追い込まれすぎても発想が豊かにならない。
ゆとりがあることもよし、
追い込まれてもまたよし、
と思うと、
どちらの状況でも楽しむことができるし、拡がりをもち深めることもできる。
ゆとりとギリギリの狭間を行ったり来たりするところで、ちょうどよさそう。
最近はギリギリが多いけれども、これはこれでまたよい。
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