個人的にアイデアが出るときって2パターンあるのです。
ひとつは「火事場の馬鹿力」と言われるもので、緊張感があったり、追い込まれたり、ストレスフルだったりするときに発動されるもの。
「どげんかせんといかん!」という課題解決の状況のときに、すごく困って知恵が出る状態。
火事も仕事も生活も、炎上していたら消火しないといけないですものね。
これは比較的みんな同じだと思う。
緊急かつ重要なものですね。
いわゆる第一領域へのアイデア。
そして、個人的にアイデアが出るもうひとつのパターンは「ゆとり」。
ゆとりある状態のときや、ストレスレスの状態、ゆるい状態、リラックスした状態のときに発動されるもの。
何かのきっかけで、
ふわっと「あっ、コレ!」と降りてくる。
そんなゆとりある、ゆるい状態の課題なので、緊急性はない類の課題であり、その解決のためのアイデアである。
ただ、そういう緊急性がないものこそ、案外重要なこともあるのですよね。
結構そのアイデアひとつで先の未来が変わることもある。
緊急でないけれど重要なもの。
いわゆる第二領域へのアイデア。
ただ、この二つ目のアイデア抽出パターンは、しっかりと中長期の目標をもっていないと、降りてこないもの。
一つ目は火の車状態なので誰もが発動できる。
しかし、緊急性のあるものばかり追いかけて火事場の馬鹿力ばかり発動させているのではなく、
先々まで見据えた目標や課題管理をしているからこそ、緊急でなくても、ふとしたときに二つ目のアイデアが湧いて出てくる。
どちらのアイデアの抽出パターンも必要ですが、前者を限りなく無くすことで、後者に専念することができますね。
そして、後者を常に現在において繰り返すことにより、未来には追い込まれずに、ゆとりある人生を送ることができると思います。
前者の抽出パターンに頼らずに、後者の抽出パターンを増やしていきたいですね。
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