個人の思考には、どうしてもバイアスがかかり、ポジショントークになってしまうこともある。
例えば、相手によかれと思って考えて行動したものでも、相手にとってはよくなかった、なんてこともある。
ニンゲンそれぞれに、それぞれの想いや立場、考え方、働き方、価値観、生き方がある。
完璧に同じ想いのニンゲンは二人とはいずに、夫婦であってもすれ違うこともあれば、最高のビジネスパートナーだと思ってもすれ違うこともある。
ミュージシャンでも、共に歩んできた仲でも、年月が経つにつれて「方向性の違い」で解散なんてこともある。
どんなに相性がよくたって、すれ違うくらいだし、一度合ったからと、ずっと同じとも限らない。
すれ違うことも当然。
どんな人とも時間をかけて合わせていくことと、それでもどんな人とでも考え方がズレることはあると思っていた方がよい。
相手によかれと思っても、もちろん完璧に相手の立場はわからない。
けれども、相手の立場になって、真によかれと想って考えたことであれば、結果はこちらが考えた通りでなくとも、
「あなたのことを真に想ったよ」
という、その想いだけでも伝わり、受け取ってくれればよいですね。
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