なかなか人に物事を伝えることは容易ではない。
人によって色々なフィルターがあるので、そのフィルターを介せば、そのまま通るものもあれば、引っ掛かり通らないものもある。
もちろん、人の価値観や考え方、見方、立場、責任、個性、多様性があるためで、それらの違いに対しては大いに肯定的である。
問題は常に100%伝えた通りになることを求めてしまうところにギャップが生じる。
100%伝えた通りになることもあるだろうけれども、それは「運がよかった」「聴いた方がよく捉えて下さった」くらいに捉えた方がよい。
伝えたことの50%やむしろ30%くらいの実行力でも、十分合格点くらいに思った方が、心にゆとりもでき、ギスギスしなくて済む。
100%を求めるから、ひとつでもできないとそこに互いのストレスが生じる。
50%やむしろ30%くらいでも、十分だと初めから思っていれば、過度なストレスを生まずに済む。
50%や30%くらい伝えた、
残り50パーセントや70%は、
繰り返し、
くりかえし、
クリカエシ、
KURIKAESHI、
伝えることで、歩留まりを上げていければよい。
一回聴いたくらいで覚えて100%実行できていれば、人類皆大成功している。
私(桑原)も、伝える側でも聴く側でもそんなもんだ。それでも、伝える側でも聴く側でも歩留まりを上げていこうと努力はする。
最初の歩留まりが高い人や組織ほど、成果が早く上がったり、変化や進化が早く進むと思う。
できれば歩留まりを上げたいけれども、まずは50%や30%くらいでも合格点と心にゆとりをもっていこう。
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