アフガニスタンで人道支援をされていた中村哲さんの報道を拝見して、誠に失礼ながら、初めて中村哲さんのことを知った。
それにしても、偉大な方である。
医師としてだけでなく、用水路を建設し、アフガニスタンの支援をされた。
その信念が「100箇所の診療所よりも1本の用水路」。
「水と食料がないと免疫もなくなり、簡単な病気でもコロリと死んでしまう」
「きれいな水と食料があれば、大抵の病気にはかかりづらい」
とのことで、医師でありながら用水路の建設を進められた。
その功績は実に大きい。
人は食べなければ生きていけず、身の安全が確保されれば、まずは水と食料。
日本で当たり前のようにある水や食料も、外国では当たり前ではなく、命と引き換えになるほど非常に貴重なものになる。
また、日本でも災害が起きるたびに、水と食料を求められる。
「予防医学」や「医食同源」と言われるように、 それほど人間にとって水と食料は、命と同等のものである。
それを医師の方が、自らの手でつくられて、人々を助けられていたと思うと、とてもすごい信念だと想い感動させられた。
中村さんのご冥福をお祈りするとともに、「食」を扱う者として中村さんの意志を少しでも受け継ぎ、人々の命や健康と関わっていく。
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