中学生の時、毎朝新聞配達をしていました。
家計がどうこうとか、そういう理由や何か別の特段の理由で始めたわけでは無いのですが、
じいちゃん・ばあちゃん子だったため、夜は早く寝て、朝は早く起きるタイプで、朝の時間を持て余していたこともあったり、
ちょうどその頃に、友人の何人かが、新聞配達をやりだしたりして稼ぎ出しており、私も新聞配達をやってみたいと思い、始めてみました。
毎朝5時過ぎに自転車で出発して、1時間ほどで数十軒の家に新聞を配達していました。
雨の日や雪の日には、時折、祖父が軽トラックに乗せてくれ手伝ってくれました。
各家庭で購読している新聞が違ったり、複数購読している家庭もあるので、どの家にどの新聞を配るのかを覚えるのに、はじめの数週間大変な思いをしたものです。
日経新聞の家に読売新聞を入れてしまったり、2部入れなければいけないところに1部しか入れてなかったりし、お客様から怒られながら、仕事を覚えていきました。
続けていると、次第にお客様とも仲よくなり、ジュースやお菓子をくれたり、元旦にはお年玉を戴くこともありました。
1日数十軒を1時間ほどで配達して、月間にもらえる給料は12,000円でした。
これが私が人生で初めて稼いだお金で、中学生にとって12,000円という金額はとても大きな金額でした。
初めは、両親や祖父母にちょっとしたものをプレゼントし、あとはゲームやらお菓子やらに消えるかと思ったけれども、堅実だったのか、少し使って残りはしっかり貯金をしていました。
ただ今になってよくよく考えてみると、1日1時間を約30日働いて12,000円なので、1日1時間あたりの時給は400円でした。
当時の最低賃金を調べてみると、私の地元で638円と書いてありました。
「最低賃金以下で働いていたじゃん!」と思いましたが、よい経験をしたし、こうしてネタにもなっているので、プライスレスなものを受け取ったと思い込んでいます笑
長くなりそうなので、明日に続けます。
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