囚人のジレンマ。
ゲーム理論におけるゲームのひとつ。
お互い協力する方が、協力しないよりもよい結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなる、というジレンマ。
二人の囚人に対して、
本来なら2人とも懲役5年だが、もし2人とも黙秘したら、証拠不十分として減刑し、2人とも懲役2年。
もし片方だけが自白したら、その1人はその場で釈放(つまり懲役0年)。この場合黙秘してた方は懲役10年。
ただし、2人とも自白したら、判決どおり2人とも懲役5年。
人間社会において、このジレンマは実は多くある。
企業においても、
本来ならば値下げをしたくないけれども、
競合が値下げをするため、互いに値下げを繰り返して、利益が減ってしまう。
共に値下げをしなければ、利益は上がるものの、
片方が下げるために、もう片方も下げて互いに苦しくなってしまう。
まさに、
お互い協力する方が、協力しないよりもよい結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなる。
問題は、
このジレンマの中に入らないこと。
囚人にならないこと。
そう思っていないと、うっかりと囚人としてジレンマの中に入ってしまう。
●感想、フィードバック、コメント、話したいこと、聞きたいこと、叱咤、激励、批判、応援、クレームなどを戴けば幸いです。
このままコメントして戴いても、
メッセージで戴いても構いません。
よろしくお願いします^_^